2019年2月イタリア〜ドイツ〜ポーランド(予定)
環境が変わり、来年あたりからそこまで頻繁に海外旅行へ行けなくなる(かもしれない)ので卒業旅行のつもりで長めに期間を設定。
イタリア、ドイツ、ポーランド
ん3ヶ国にチャレンジです。
とはいえ、すべてシェンゲン協定加盟国なので出入国のややこしい手続きはいらないし、もちろん3ヶ月以内の滞在はビザも不要。
また、ポーランドのメインはアウシュヴィッツ収容所の見学なのでひとつひとつの滞在期間は短めです。
もともとの計画はこんな感じでしたが…
さすがに無理そうなので(笑)だいぶ端折った結果…
ベルリン、ワルシャワ、クラクフ
だけになりました。
あれれ!?(((゚艸゚))クスクス
まぁ、ドイツって広すぎて一気に東西南北行くなんて個人ではキツイ!車あると便利って言うけど、運転は日本でも事故りそうだから無理だしぃ。
今回は行けそうなら追加でドレスデンに立ち寄りたいとは思いつつ、近代史を知る旅にしたいなと考えています。
ドイツはローマ帝国崩壊後、フランク王国やら神聖ローマ帝国やらプロイセンやらと変遷してきましたが、ポーランドやチェコ、スロヴァキアなど東の方には手を伸ばすものの、西はイタリアにしてもフランスにしても面倒臭そうな相手が多くて(テキトー)あんまり積極的に侵攻していないんですよね。その代わりに東方面は常に脅かされ、支配されてきているから土着の文化とドイツ系の文化、それに近代に入るとソ連の圧力もかかるようになったからソ連系の文化も入っていて、興味深い地域です。
また旅行に行ってからちゃんと書こうと思いますが、そんな重みのある歴史を背負った地域に、忘れてはいけない人類の蛮行を残した「負の世界遺産」があります。
アウシュヴィッツ強制収容所
言わずと知れたナチスのユダヤ迫害によって連れてこられた囚人達は、ドイツ、ポーランドに複数ある収容所に入れられ、劣悪な環境下で処刑されたり、あるいは人体実験に使われたり、またはそのまま凍死や餓死してしまったり、たくさんの命を落としました。
実は、わたしにとっての戦争は、7歳の時に近所の小さな市立博物館でアウシュヴィッツ展というものを見たのが初めてだったから、日本がどんな戦争をしたかよりも先にナチの悪行に興味を持ったのでした。
世界大戦だから、もちろんナチのこと、ドイツのことを調べるうちに日本にたどり着きます。でも小学校では歴史教育の一環として、日本が起こした出来事、日本が落とされた原爆のことなどについては教えてもらっても、その時世界で何が起きていたか、そもそも第二次世界大戦が何故起きたのかはほとんど教えて貰わず、資料もありませんでした。
第二次世界大戦に繋がる原因のひとつでもあった第一次世界大戦に至っては、日本は直接戦争に参加していなかったためか、高校に入って世界史を専攻でもしない限りなかなか教えてもらえません。
だから、「知りたい欲」を満たすために、本を読み漁ったものです。
アウシュヴィッツのほかにも、アンネ・フランクが命を落としたベルゲンベルゼン収容所、ダッハウ収容所などドイツ国内にたくさんの収容所があります。収容所自体はヨーロッパ全域に設置されていましたが、その中でも「絶滅収容所」と呼ばれ、死者が大量に出た場所は東に集中しています。
※地図上の髑髏マーク
(Wikipediaより)
東ドイツやポーランド、チェコ、スロヴァキア周辺の収容所は、長らく社会主義の支配下に置かれていたため、西側諸国にある日本からは観光で行きづらい場所でした。
いま、自由に行き来できるようになったわたし達は外国人であってもその現場を1度は目に焼き付け、後世に伝えていく役割を持っていると思うのです。
とまぁ、そんな感じで、今回はちょっと近代史お勉強の旅にする予定です。
※このページは編集中なので、また内容は変わるかもしれません( •̀ᴗ•́ )/