イタリア旅行ツアー企画
来年の話になるが、ご近所さんからイタリア旅行のアテンドを頼まれたので、早速企画から着手してみた。イタリアを訪れるのが初めてで、海外の個人旅行も初となる方々のアテンドなのでこちらもちょっと張り切ってしまいそうだ。
実際に動き出すのは秋以降になるが、予算やスケジュール面などは早めに知らせておいたほうが良いので、まずはちょっとブログ上でまとめて企画書作成の参考にしたいと思う。
ローマ&フィレンツェ7泊9日(案)
予算
1.航空券
利用航空会社:KLMまたはフィンエアー
2名20〜25万
※関空からの直行便がないためトランジット便エコノミークラスを想定。
※1€=130円で計算。
2.空港⇄ホテル
タクシー利用
片道50€/往復100€(約1万3千円)
3.ホテル宿泊費
基準額は三つ星ホテル
2名1室1泊60€前後
(7泊で約420€、5〜6万円)
4.その他交通費
・ROMA PASS…3日間有効、地下鉄・バス・トラム乗り放題+ローマ市内の美術館や博物館など2ケ所まで無料etc特典多数
1枚38.5€(2名77€、約1万円)
・FS(イタリア国鉄)ローマ⇄フィレンツェ
2名往復約90€(約1万2千円)
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交通費・宿泊費予算合計:35万円前後
スケジュール・行程
1日目(ローマ泊)
午前中関空発→現地時間午後ハブ空港着
1〜最大5時間のトランジットを経て、夜ローマフィウミチーノ空港着。
2日目(ローマ泊)
ROMA PASS購入、バス利用でヴェネツィア広場へ。
・コロッセオ、フォロ・ロマーノ見学
その後、周辺でランチタイム。
・真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)
コロッセオから徒歩15分。
真実の口見学後は、地下鉄B線「チルコ・マッシモ駅」より地下鉄利用。テルミニ駅にてA線乗換し、
・トレビの泉、スペイン広場散策
夜はホテル周辺でイタリアン。
3日目(ローマ泊)
バスまたは地下鉄A線利用、
・バチカン美術館見学
・バチカン市国内広場、サン・ピエトロ大聖堂内見学
バチカン周辺でランチタイム後、
・サンタンジェロ城、テヴェレ川周辺散策
を徒歩で散策、そのままトラステヴェレ地区へ。
・サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会見学
・トラステヴェレ周辺で買い物
トラステヴェレ地区にてディナー。
4日目(フィレンツェ泊)
・午前、ローマテルミニ駅よりFSにてフィレンツェへ。
ランチタイム後、
・ドゥオーモ・ジョットの鐘楼見学
・旧市街〜ヴェッキオ橋〜ピッティ宮周辺散策
ディナーは日本人経営のラーメン店。
5日目(ローマ泊)
・午前中、ウフィツィ美術館見学
・市場付近などで買い物
ランチタイムはフィレンツェで。
・夕方、FSにてローマへ帰着
ディナーはイタリアン。
6日目(ローマ泊)
※ランチはスーパーなどで購入して用意
・アヴェンティーノの丘、カラカラ浴場見学
・サンタ・マリア・マジョーレ教会見学
ディナーは中華料理。
7日目(ローマ泊)
・午前中ヴェネツィア広場よりパンテオン、ナヴォーナ広場、カンポ・ディ・フィオーリ広場へ
・午後、ヴェネツィア広場〜クィリナーレ広場散策後、通りで買い物
8日目(機内泊)
・午前、ローマ発ハブ空港行搭乗
・現地時間午後より関空行搭乗
9日目
午前、関空着予定
お買い物はトラステヴェレがオススメ
テヴェレ川を渡ったトラステヴェレ地区あたりは観光客が少なく、安くて素敵なお洋服や安くて美味しいトラットリア(飲食店)の多い場所。初めてローマを訪れるなら、古代ローマの遺跡を目の当たりにできるコロッセオやフォロ・ロマーノは外せないが、ゆったり滞在できる場合は一度は行っておきたいトラステヴェレ。わたしの母などは、もうトラステヴェレばかり行きたがっている。(笑)
母に関しては仕事を兼ねているため、観光客が少なくて落ち着いて買い物ができるうえに地元っ子達は親切丁寧、さらに安くて良い物を見つけられるトラステヴェレに夢中なのだ。
イタリア旅行中、一番良く使うサイト
それはズバリ、イタリア国鉄の時刻表などが確認できる「Trenitalia」。
ウェブ上で乗車チケットも購入できるが、現地の券売機で買ったほうが行きたいときに行ける自由を確保できるため、とにかく乗換案内代わりに使っている。
今年のタルクィニア散策でも大いに活躍してくれたこのサイト、とにかくイタリア国内を鉄道で移動する場合には必見だ。
一度は食べたくなる「中華料理」
わたしはツアーでのイタリア旅行に行ったことがないが、初めて個人旅行を手配した際には思いっきり参考にした。
そのときに、だいたいの格安ツアーには1〜2日くらい「夜は中華料理」という記述があったため当時は疑問に思っていた。
なぜイタリアまで行って中華料理なのだ、格安ツアーだからか!?と。
たぶん実際、格安ツアーだからなのかもしれないけれど、個人旅行3回目あたりに初めて中華料理屋を訪れて気付いたことがある。
イタリア旅行に欠かせないもの、それは中華料理。
朝からパン、チーズ、ハム、昼間はパスタ、ピザ、とイタ飯系が続くと正直、ディナーのときに「なに食うて良いか分かんね」状態に陥るのだ。
これが、食欲旺盛でワイン大好きな殿方でも連れていたら別なのだろうが、残念ながらこちとら食の細いアジア人中年女性達。アルコールも、飲めなくもないけどそんなに多くは飲めない。
そうすると、ランチタイムのパスタやピザですでにお腹が膨らんでしまう。さらにおやつタイムにジェラートでも食べようものなら、夜になってもがっつりと食べられるほどお腹がすいていない。そして長く滞在したり、何度も行っていると、
飽きてくる。
「イタリアばかり何度も行って飽きない?」
旅行というと、みんなそう聞いてくる。仕事も兼ねているためイタリアなのだが、そうでなくてもイタリアに飽きることはないと断言できる。古代からビザンツ文化、ルネサンスなど歴史と美術を学び、ファッションを楽しめる奥の深い国イタリア、まだまだ行きたいけれど行けていない地域や都市がたくさんある、さらに今あるイタリアの都市はそのほとんどが、少し前まで都市国家だったため各都市の色が濃厚で特色があって面白い。
だから絶対に何回行っても飽きない国イタリア、なのに彼らが誇るお食事イタリアンだけは何故か飽きてしまう!
日本でもイタリアンって食べれるしね。日本のイタリアンって本場より美味しいし、正直。
そう、だから飽きちゃうのかも。
女性同士、ということもあって食べきれない量のイタリアンを毎晩食べるより、
醤油味に和む中華料理が食べたくなってしまうのだ。
中華は2人で飲み物まで全部頼んで15€以内でおさまることも多く、
お財布にも優しい♪
お腹にも優しい♪
あと、なんとなくずっと欧米人に囲まれているとアジア系の人のお店に行ってちょっとホッとしたりもする。
一人歩きのときに中国人団体ツアーについて行きたくなるような気持ちと同じかも。(そんな人がわたし以外にいるかどうか分からないがw)
中国人はスゴイので、ほんとに世界中ほとんど何処にでも中華街みたいなのが存在する。
ローマに中華街はないけれど、
多国籍料理のお店が点在するテルミニ駅周辺の一角にいくつか中華料理のお店があるので、
ローマ滞在中になんとなくイタリアンに飽きたらぜひ行ってみると良いだろう。
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