アラフォー子なし主婦の求職活動④

パート面接でなんとなく撃沈したため、とある大手派遣会社の登録へ行ってきました!
登録自体はどの派遣会社でもよくある、

1.職務経歴や資格の入力

2.タイピングテスト

3.面談

4.仕事紹介

という流れでしたが、大手だけあって1の職務経歴や資格については自宅からウェブサイトを通じて事前に登録ができるシステムだったため登録にかかる時間は短くて済みました。

登録会の予定時間は大抵1時間半〜2時間くらいと説明を受けますが、実際には職務経歴の入力などが終わっている場合1時間弱で帰れるイメージです。

派遣会社の登録は2015年以来の2年ぶり、しかも2年前は派遣会社登録ではなく「入社面接」というスタイルだったので(ややこしいけど派遣会社の登録スタッフではなく直雇用扱いだった)タイピングテストなんかは5年ぶりくらいに受けました。

タイピングテストって面白いですよね。だいたい派遣会社のタイピングテストは漢字変換などせずに進むシステムなのですが、なんとなく漢字変換をするくせがついているのでスペースを押したりいらんとこ押したりでタッチミスが増える(笑)
そういえばタイピングテスト以上に混乱したのが、昔に受けたExcelやwordのテストです。テンプスタッフだったかの登録時に実施されたもので、まぁテスト結果は自分の申告していた程度のレベルに達していて「偽申告と思われなくて良かった」とホッとしたものですが、Excelやwordは特に学んだわけではなく業務を通じて覚えていったものなので問題文として「このセルを水色に塗りつぶしましょう」とか「セルA1とセルB1の平均値をセルC1に入力してください」なんて言われると、一瞬「へぁっ!?どういう意味?」と混乱してしまったんですよね。実務だと一から自分で全部作る場合と、すでに作成されたシートに入力するだけの場合がありますが、いずれにしてももっと具体的に「月の売り上げ表で1日ごとの合計額と月間合算額を算出して、そのあと年間のアベレージ出して」みたいな指示だったりするので、問題形式だとピンと来ないもんだなぁと実感しました。

今回はExcel、wordのテストなくて良かった。実務からしばらく遠ざかっているだけに、余計混乱するところだった(笑)

でも、必要なのかどうか分からんのにタイピングテストで英文入力出されてテンパりました。海外の友人とやり取りするときはスマホでもQwertyキーに切り替えているからある程度見慣れてはいるし、翻訳するわけじゃなくて表示されている英文をそのまま入力すりゃ良い話だから簡単なんだけど、いかんせんやっぱり普段は英文入力なんて使わないから錆びついていました。

今回の派遣会社は、そういった入力作業が終わった後そのまますんなり事務のお仕事を紹介してもらえそうな雰囲気になったのでちょっと安心。

昔、求人サイトで仕事を見つけて派遣会社へ登録に行ったら「もう募集終わったから、また仕事あれば連絡する」と言われて、そのまま放置プレイを食らったことがあります。

ほかにも「このお仕事、紹介出来そうなので営業担当から改めて連絡します」と言われた後、まったく連絡がなかったことも。

どちらも大手ではなく、あまり名前を知らない派遣会社だったのですが、そういうことをされるとさらに信頼性が低くなってしまいますね。

そんな経験もあって、基本的に大手の派遣会社しか登録したくないわたし。

今回の派遣会社は初めての登録でしたが、昔からよく名前も知られているし、友人も働いているのでなんとなく安心感が最初からありました。

友人曰く、「大手とは言ってもいま登録人数が減ってるから狙い目だよ。すぐ紹介してもらえるイメージ。その代わりサポートとか対応は微妙だけど。」とのことで、派遣会社のイメージもある程度ついています。

ネットで評判を見ても友人の意見と似たようなものが多く、「仕事はいっぱいあるしちゃんと紹介してくれる。ただ、ほかの派遣会社より給料低目、あと全体的にサポートが少ない」という漢字でした。

給料低目はちょっと悲しいけど、もともと家から近い場所でのフルタイム事務、という条件以外にはあまり何も求めていないため、給料も派遣の一般的な時給程度なら問題ありません。

サポートが少ない、というのは「職場のことで悩んだときとかにあまり聞いてくれない」ことを指しているみたいです。わたしにとって派遣で働くなら自分がしっかりと働くことができて業務内容を把握・実践でき、対価が貰える以上こものは期待していないのでたぶん関係ない点だと思われます。

確かに、昔に某派遣会社からの仕事で働いていた頃、同僚が営業担当に色々相談したり、営業担当のほうから月に一度くらい心身の健康状態なんかを聞いてくるイベント(?)が発生していましたが、わたしの回答はいつも「特に問題ないです」でした。

仕事において、自分にとって気になるのは常に自分がどう思うかではなく、同じ職場の上司や同僚がどのように自分を評価しているか、その一点だけです。

派遣社員はいつクビを切られてもおかしくない弱い立場なだけに、できるだけ役に立たなければならないし、自分という人間を必要としてもらわなければならない。

かと言って、あくまで社会的保障の少ない派遣という立場だから、プライベートを切り売りしてまで働くつもりもないんです。

自分の私生活や健康を一番に考えつつ、派遣先の社員やパート、派遣社員が自分と気持ち良く働けるような状況を作っていくスタンスだから、あまりに悩める出来事なんかがあって自分の力ではどうしようもない、ってときについ「派遣だから辞めてもええかな」と甘い気持ちになるのも否めません。

でも、派遣だからそれもアリですよね。正社員並みの責任感を求めるなら正社員雇用にすれば良いし、こちらも正社員並みの仕事ができるなら最初から正社員を目指している。

一番面倒なのは、派遣社員なのに正社員並みの仕事と責任感を負わされてしまうことなんです。

そういう意味で、わたしは一生同じ仕事を続けていくなら間違いなく正社員の立場になりたいし、そうでないならその仕事は一生続けるわけではなく、一生その仕事で生計を立てるつもりでもなく、あくまでたとえば結婚生活の一部で働きに出るというような姿勢で臨むほうが、結局は派遣社員のわたしにとっても雇う企業側にとってもメリットが多いんだろうな、と思います。要は考え方の問題なんですけどね。

一方で、正社員と派遣社員の業務に対する責任感に隔たりはないと考えています。違うのは会社に対する責任感ではないでしょうか。派遣社員はその企業に雇われているわけではないから、自分の担当する業務やそこに付随する仕事に関しては責任を負うけれど、企業の未来に対しては責任を負わない。正社員は何十年とその企業に勤めて企業を支える代わりに生活を支えてもらうわけだから、未来に対して責任を負うんだと思います。その責任感の違いをうまく噛み砕けず、派遣社員は責任がないから楽な仕事だ、なんていう人は間違っていると思うし、そういう意味で派遣社員を軽く見る風潮にも違和感を覚えます。

最近の若い人は派遣というスタイルにも慣れて、理解のある人が増えたなぁと思いますが、以前親しくしていた知人からこんなことを言われて内心ブチキレたことがあります。

わたし「仕事で疲れたなー」
知人「所詮派遣なのに疲れるとかおかしい」

「所詮、派遣なのに」


これはないわー、業務に対する責任感は一緒なんだって。

と言いたいとこだったけど、きっとその知人の感覚は自分自身が派遣社員として勤めたことのない人の、当たり前の感想なんだろうなと思うと面と向かって文句を言えることではないと反論を胸にしまい込んだのでした。

派遣社員として働いている人が、自ら「派遣って気楽だよ、責任感ないし」みたいなことを言っているときは「えー、良いねぇ」などと同調して全然オッケーですが、仕事をして疲れるのは別に派遣社員だろうが正社員だろうがパートだろうが同じことなので、そんなときにわざわざ「所詮派遣」なんて言わないほうが良いです。

この知人は、この問題だけでなく、結構言葉を飾らず率直に意見や感想を言いすぎて人間関係のトラブルを起こしてきた人なので珍しいタイプなのかもしれませんが、こんなことを言われると派遣社員傷ついちゃいます!

と、長くなってしまいましたが、

これから出産予定がある、またはありそうな、30代子なし主婦には派遣という働き方はピッタリ!

だと思います。

企業側も派遣社員を即戦力として使いつつ、派遣会社との取引を続けていれば働いている派遣社員が途中で退職を希望しても取り替えは簡単に出来ますからね。

そういう言い方をすると人間味がないように聞こえるけど、簡単に取り替えができると思われているくらいのほうが既婚者の採用に対する条件のハードルは下がる気がするので、パート面接に比べるとやっぱり派遣社員は仕事を探すのに向いているなぁと感じました。

ってまだ、正式に仕事に就いたわけではないんですけどね(笑)

ただ、合否通知に2週間もかかるパートよりは、登録から2日ほどで早速営業担当から「企業見学に行きましょう!」と連絡してくれる派遣会社のほうが、希望を持てるような気はするのです。

火星人ペガサスの日常

読書と旅行と愛犬&ウサをこよなく愛する一般人。 こっそりタロット占い師をやっています。

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