2017年第99回全国高校野球選手権11日目
11日目、3回戦の第1、第2、第3試合まで終わった。結果は盛岡大付、花咲徳栄、広陵の勝ち。盛岡大付と済美、広陵と聖光学院はかなり良い試合をしたように思える。特に聖光学院は、わたしの予想以上に広陵と競り合ったが最終的に広陵のキャッチャーで3番打者、プロ注目の中村君が奮闘して準決勝に進んだ。
しかも今回の中村君のホームランは同点ホームラン+9回の勝ち越しホームラン。タイミングもすごいし、彼は精神的な安定度も高校野球のレベルを超えているような気がする。
あとの問題は広陵の守り、特にピッチャーの疲労がどの程度かというところだ。
広陵高校は聖光学院に勝っても、次戦が大阪桐蔭か、または仙台育英と、どちらも強豪。
今大会、大阪桐蔭はまだ、その圧倒的な強さを感じさせるような戦いをしているようには見えないし、大阪桐蔭も智弁和歌山や仙台育英など強豪校と競り合っているため疲労度はあまり変わらないかもしれない、そう考えると広陵の優勝も近づいてきた。ちなみに、大阪桐蔭に仙台育英が勝てば、広陵はもっと優勝に近づくような気がする。
東北勢ではまず盛岡大付がベスト8に進出しているので、このままトントン拍子にいってほしいものだ。
それにしても、二回戦からの参加校に比べて、やはり疲労度も対戦相手も格段に違う一回戦校、優勝までいくには東東京が一番有利に思えるのは変わらない。
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